【原体験】成人式に行かなかった理由。「出身」と”ふるさと”の違いとは?

あなたにとって “ふるさと” はどこですか?

桜咲く甲府市。高校生の自分が、やっすいデジカメで撮影

成人(20歳?)を迎えたみなさん、おめでとうございます!

Twitter・Instagramで多くのキラキラした晴れ姿を見た私は

(めっちゃ申し訳ございません)

しをつ
しをつ

つらすぎ…………..orz

と思っていました。なぜなら私は成人式に行かなかったからです。

成人式には、いま地域活性に関わりたいと考えるきっかけになった原体験があります。今回はそれについてお話させてください。

1.生い立ち

私は、山梨県中央市で生まれ育ちました。大学院卒業(24歳)まで中央市に住んでいました。

中央市は甲府市の近くにある自治体で、割と”甲府のベッドタウン”的な立ち位置でした。

出身自治体には申し訳ないんですが、24年も住んでたのに「ふるさと」感がありません。それはなぜでしょうか??

時期居住学校/職場いい思い出
小・中学校中央市中央市×
高校甲府市
大学(院)甲府市
卒業後富士吉田市富士吉田市

上の表は簡単な生い立ちをまとめた表なのですが、

小・中学校の良い思い出がない(正直クソすぎ)

高校・大学が甲府市だった

 ↓その結果↓

中央市に友達がマジで少ない というのが最大の理由です。

両親とあまり仲良くないというのも理由かもしれません。

※小中学校で何があったか、両親となぜ仲が悪いか、本題からそれちゃうので割愛します。

2.成人式にいかなかったのはなぜ?

20歳になった私は、”成人式の出席資格がない”と考えていました。

住民票が中央市なので、甲府市の成人式には出席できないからです。

「ただ寝るだけの場所の成人式なんか行きたくない。」と出席しませんでした。

超ひねくれてますね。

入学おめでとう。ここからサバイバル(中学生活)の始まりだ!

出身地に対するイメージは「忍耐の地」。思い出は、勉強、部活、疲れて寝る それだけです。

苦しみに耐えて(自死を毎日考えて)生き延びた場所は、出身地であっても”ふるさと”とは思いません。

現在でも「地元どこ?」と聞かれたら

しをつ
しをつ

甲府です。

と答えています。

3.ふるさと=”基本的人権がある場所”

就職するまで、住む場所は基本的に選べません。要するにガチャです。

どれだけ嫌いな場所でも夜には帰らなきゃならない、それが「実家」です。

ライブハウス・サークルの部室・友達の家・ファミレス・マクドナルド・コンビニイートイン…etc

そういった場所に「心理的安全」を求め、できるだけ遅い時間まで粘ろうとしていました。夜遅くまで空いてて、友達といられて、追い出されない。これが”ふるさと”の条件。

そうして”甲府のマクドナルド”は私のふるさとになったのです。

24時間営業のマクドナルド。最近少なくなったよな~

地域活性では、外から来る人の受け皿になる施設(カフェ・コワーキング・ゲストハウスなど)に注目が集まりがちです。

ですが。

家に帰りたくない時、一人になりたい時、一応寒さをしのいで、時間を過ごせる場所はありますか?それは遅くまで空いてるますか?

しをつ
しをつ

”逃げ場がない” これが地方の課題だと思います

まとめ:守りの地域活性 をしよう。

山梨県は現在、新型ウイルスがきっかけで移住ブームに沸いています。

つい、県外からの移住・定住に注目が集まりがちです。

だけど、自己実現や自由を求め都会に流出する若者も多いのが実情です。

私は人口流入対策を「攻めの地域活性」、人口流出対策を「守りの地域活性」と呼んでいます。

そんな、守りの地域活性の”合言葉”は

しをつ
しをつ

ちょっと温まってけし?

(少し温まっていきなよ?)

ここまで読んで頂きありがとうございました!それでは~


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